午前の稽古と重複する部分は割愛。
前半は午後の稽古も昇級審査に向けた技の見直しを実施。
①正面打ち入り身投げ、②横面打ち四方投げ、③天地投げなどを実施。
①の初級者向け稽古については割愛。
有段者には、崩しの緩急を用いること、取りと受けの軸の一致などをアドバイス。
②については、あまり稽古をしたことがないとのことなので、横面を受けるところを重点的に反復し、動きを身体に覚え込ませる。
③については、隅落としの動き、呼吸法の動き、それぞれを丹念に繰り返し、技のイメージをつかむところにポイントを置く。
つづいて、後半は有段者のみとなったので、リクエストにより武器取りの稽古を行う。
今回は時間の都合上、太刀取りについて重点的に稽古。
稽古を進める上でのポイントとしては、
①徒手の組手以上に個々の動作、間合いに精度を求められること
②どのように相手を攻めていくか、意識を明確に。
(徒手の技の延長か、柄・刃、剣先のいずれで相手を制するか、など)
③取りが剣を持った状態で、受けはどのように制しに行くか
など。
教える側も内容が正しいか、稽古前後の予習・復習が欠かせません。
学びの機会になっています。
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