今週は黒磯の稽古がなく午後の三島のみ。
基本稽古としては、
・一教運動:頭を守ることを意識し、しっかり腕を動かす。
・四方切り:足捌きと状態の動きを一致させる
・単独動作の転換:取らせる手の位置を動かさないことを意識
などを実施。
組手としては、昇級審査に向け審査対象となる技の見直しを実施。
・相対動作の転換:受けは掌をしっかり付ける
・正面打ち入身投げ:前週同様 入り身の位置を正確に相手の裏に取ることをポイントとする。受けは正面打ちの間合いを見直し(腕が伸びすぎていたり上体が前傾するなど総じて間合いが遠い:取りの入身が浅くなりやすい)。
・型手取り四方投げ:最初の足捌きや回るときの手の位置など、幾つかのポイントをしっかり押さえるようアドバイス。
続いて有段者のみで基礎の見直し。
今週は連続転換にしっかりついて行くことを重点的に稽古。
取りは相手に取らせた手をしっかり肚に納め、肚の前をキープしたまま転換することを反復する。
上記に続けて、久しぶりに組太刀を稽古。
稽古に先立ち素振りで手の内の効かせ方、上段に振りかぶる時の所作について紹介。
細かい違の積み重ねが技全体の差異に繋がることを理解して貰う。
その上で組太刀を稽古し、一人一人の癖についてアドバイス。
今回の稽古ではベテラン組の一人が転換について開眼できたようなので、今後も気づきに繋がる稽古を行っていきたいと思います。
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