準備運動に続き、ルーチンとしている一教運動、四方斬りに続き、転換の単独動作を稽古。
続けて、昇級審査を控えた道場生がいるので、審査対象の技から稽古を始める。
正面打ち一教、二教、小手返し、入り身投げ、片手取り四方投げをテンポ良く進めていく。
いつもの稽古のように一つの技をじっくり学ぶよりも、自分が持っているものを出せるように位置づけた。稽古の纏めとして、この日行った技についてイメージトレーニングで復習することと、得意/不得意な技を考えるようアドバイスした。
審査まではまだ数回稽古の機会があるので、それらの中で苦手な技を克服できるようサポートしていきたい。
後半は有段者のみの稽古となったので、体の運用に焦点を置いた稽古を実施。
前半でも稽古した正面打ち一教について、どのような意識で体を運用し技として成立させていくか、力に頼らず技を正確にこなすことで効く技にしていくか、という点を重視。
実際の組み手の中で、力に頼った技、脱力して体の運用を重視した技を体験して貰うことでそれぞれの気付きに繋がればと思う。
その後は、木刀の素振りと、剣の振りを用いた徒手の組み手について稽古。
剣の手の内が徒手の組み手の中でも技の効きとして現れることを説明。
前述の体の運用と同じく、各人の気付きに繋がればと思う
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