7月04日 稽古日誌

今日の稽古のテーマは「肘の曲げ伸ばしの力に頼らない」とした。

座技呼吸法 腰を前に傾けて上体は立てる。脇を締めて、腰と肘が一緒に前に出る(肘は伸ばさない)。力の拮抗する壁を意識して壁に沿って横に崩す。

正面打ち一教(表) 受の肘に合わせる側の肘を体幹につけたまま、肘の力を抜いて、受の両脚の間に一歩踏み込む。

(裏)受の肘を攻める側の肘を体幹につけて肘の力を抜くことは同じ。二歩目は浅く(受の前脚のすぐ側に)。この時に受の肘が大きく上がる。3歩目で転換(受の肩が返る)。4歩目で受の肘を真下に落とす。

先週月曜稽古で研究した肩取一教(返した手刀で受の肘を返す)これも腕の力でなく肘の力を抜いて踏み込んで腰で押し出して受の肘を上げる。腕の力で持ち上げないことが肝要。

両手取呼吸投。受に待たれて押された時に、下がらない高さで持たせる(座技呼吸法と同じ)。必ず取が自ら進んで取らせに行く。腕の力を抜いて肘は座技呼吸法の要領で。皆さんが苦労している。次回も稽古が必要。

再び座技呼吸法。膝上に置いた手を受が上から押さえつける。取は大腿から体幹へと持たれた手を引き寄せつつ上げてゆく。面を被るように。肘を曲げることで持ち上げないことが肝要。

栃木県那須塩原市 合気道 春風会

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