「背筋を伸ばして骨盤を前傾させて膝を緩める。持たせる時は高い位置で」を意識した稽古を繰り返したした。
大谷先生の教える腰の鍛錬をした後、
受取の間を開けて、ゆっくり取りに来てもらい同じように合わせる。
両手取から転身して小手返し・入身投。「自ら進んで高い位置で持たせる」を意識して転身して受の持ち手(前)を両手で次々に切る。入身、転身の使い分けに注意。
天地投。前述の姿勢を作って高い位置で取らせる。踏み込む脚側の手は帯元を経由して(手を帯元へ”ストン”と落とすように)受の側面に深く入る。上の手は脇を締めて腰と一緒に肘が前に出る。肘が横に膨らまないように注意。
転身で捌く時は、後脚側の手が帯元を経由して受の側面に深く入る。約90度方向が変る。
転換で捌く時は、前脚側の手が帯元を経由して受の側面に深く入る。約180度方向が変る。
合同稽古では上の手が受の顔上に載る投げ方もあったが、その際も肘を伸ばさず肘を進める。手で受の顔を押し込むことはしていなかった。
有段者のみの稽古であったので、正面打入身投の研究を行った。
・打ち込みしてきた肘を切り落としたあと、受が完全に脱力してしまったら顔面に当身が入る。切り落とされた後、受は取りの肘押さえを跳ね上げつつ進んでゆく必要がある。
・大谷先生の教えでは、受は崩された際に、バランスを取るために踏み込んだ脚を中心に反対側の脚と上体で”天秤”を作るように。受が取の崩しに応じてくれない時どうするか?
・武田さんの捌き。受は取の正面が打てなければ脚を切りにかかる。取は打ち手を深く抱え込みつつ転換して脚切りを避ける。受は体当たりするように押し込んでくるので、反対側の稽古着肩をつかみ固定して、自分の体を退けるように受の頭を下に投げ落す。
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