2/12(土)午前 稽古日誌

小学生の稽古参加が禁止となったので、有段者のみで稽古。

普段できない稽古として、後両手取りについて稽古を重ねた。


まず、受けに後両手を取られた時の捌きについて確認したところ、会員の中でも4通りの捌きがあることが明らかになった。教本通りの捌き方のほか、受けの空いたスポットに入っていく捌き方、直線的に捌く方法など。これらをそれぞれ稽古することは、有段者が互いに研鑽するには良いが、初心者には混乱を生む可能性があり注意が必要と感じた。今後の稽古の中では、会としての方向性をもって積み重ねていくよう心掛けたい。


続けて、後両手取りからの呼吸投げを稽古。

取りに不利な姿勢からの技になりがちであるため、脱力して体を使って技を効かせることに着目して稽古を続ける。ポイントとしては、後手を体に巻き付けるところまでは足捌き・体捌きを中心とし、腕にテンションがかかったところからは体を使って重みを乗せていくようにすると上手くできた。文章、口頭での説明では伝えにくいところであり、実際の徒手の稽古の中で体感してもらい、伝えていきたい。


稽古後半は最近時間を割けていなかった組太刀、組杖を稽古。

組太刀は正しい位置(開始時の直線上)を意識すること、手の内を正しく使うことなどを確認。間が空いたことで忘れているポイントが散見され、焦らず取り戻していきたい。

組杖に関しても組太刀と同様に、リハビリが必要。

また、技の理合を理解した上で稽古に取り組んでいく。

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