午後の稽古は久しぶりに稽古に参加する初心者を交えての稽古となった。
準備体操、一教運動、四方切り、単独動作での転換で体を慣らした後、相対動作での転換に焦点を当て稽古を進めた。
先ずは、転換動作の基本的な注意点について稽古。受けにとられた手を押し込んだり引っ張ったりせず、取られた位置に軸を作り、円運動を行っていくことを反復練習する。
この稽古は、受け、取りを交代しながら、力に頼った転換と脱力して体捌きで相手を導く転換を体感してもらった。それぞれの違いを感じてもらえたので、今後の稽古の中で定着するよう心掛けていきたい。
また、上記の稽古の中で基本的な”立姿勢”について意識してもらう必要があることがわかり、後半はこちらについて稽古を進めた。①骨盤の前傾、②胸の開き、の2点を立姿勢のポイントとして、最初の立姿勢、そこからの転換動作を繰り返し稽古。
①②ともに定着するまでは意識的に姿勢を作る必要があり、道場外での日常生活においても折をみて確認することを助言した。
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