指導部のみ参加のため、稽古法について検討。
まず、前回検討した後ろ両手取りの捌き方について協議。
捌き方の難易度と捌き方と適用する技の組み合わせに注目する。
先ず、受けを前方に引き出し崩す捌き方と適用する技について議論する。
この捌き方においては、捌く際に取りの背中を相手の前面につけ、受けを滑らせるように前方に崩すことを共通のポイントとした。
後ろ両手取りの捌きとしては最初の方法として位置付け、適用する技としては、一教から四教として稽古を進める。
次に動きの中で捌く方法について議論。
この捌き方は最初の捌き方と比較して難易度が上がることから、最初の捌き方をある程度習熟したメンバーを対象とする。
ポイントとしては、捌く際の取りの位置取りに着目する。構えの前側の手を取らせる際は受けが直進する線上を空けるようにし、受けが反対側の手を取りに向きを変えた際、線を越えて反対側に移動する。適用する技としては、四方投げ、小手返し、入り身投げなど。
続いて、半身半立ち四方投げの稽古法について協議。
表の捌きについては問題ないが、裏の捌きは苦戦するメンバーが多い。どこで繋がらないか確認を進めたところ、取りが受けの手を取るタイミングが早いとそこで固まってしまい、スムーズに転換に入れない傾向が見られた。対策として、転換を先行させてから受けの手を取ると比較的スムーズに技に入ることができた。今後の稽古の中で詰めていきたい。
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