3/7(月)稽古日誌

先週の稽古内容の復習と横面打ちに技の動作確認を行った。


座技正面打一教。表技 受の打込(右)に対して腰を立てて手刀を合わせる。この時、受と合わせる右手には力を入れず押し出さない。取は左肘を体幹に付けたまま左膝を大きく踏み出す。立てた左膝を右へ90度方向を変えて落とすのに合わせて、受右肘を取の右に導くように押さえる。

裏技 腰を立てて手刀を合わせたら、左肘は体幹に付けたまま左膝を受の裏へ踏み出す。立てた左膝を落として180度方向転換して右膝が立つ。右膝が落ちるときに合わせて受の右肘を取の帯前に切り落とす。


半身半立ち正面打ち一教(表)一つの工夫として。受の右打込に腰を立てつつ振りかぶることで右打ち込みに両手で合わせる。合わせた両手刀で斬り下ろし受けの肘を下げさせる。左足を大きく踏み込み一重身になりつつ、取左肘で受右肘を跳ね上げる。続けて取は左手で自らに首を切るように肘を180度旋回させると取左前腕基部が受右肘を上から抑える形となる。手の向いている方向に立てている左膝を落としつつ、受右肘を切り落とす。

半身半立ち正面打ち一教(裏)一つの工夫として。表技と同様に合わせた両手刀で受右打ち込みを斬り下ろし受の肘を下げさせる。左足を大きく受裏に踏み込み一重身になりつつ、取左肘で受右肘を跳ね上げ、肘を旋回させる。座技裏技と同様に立てた左膝を落として180度方向転換して右膝が立つ。右膝が落ちるときに合わせて受の右ひじを取の帯前に切り落とす。

正面打ち五教。五教では受の肘をまずしっかり止める。その後で親指を上にして手首を掴む。表技も裏技も手首を捩じりつつ、肘を真下に落とす。肩を中心に肘を大きく旋回させる一教とは異なることに注意。


片手取半身半立ち四方投。表技 少し高い位置から手を帯元に自然に落とす途中で持たせる。腕に力を入れず四方投に入ってゆく。手を高く振りかぶらないことがポイント。

裏技では持たせつつ先ず転換。あとは表技と同じ。

両手取半身半立ち四方投。上腕の力を抜いて立ち上がりつつ旋回する。立ち上がるときに取りの肘が受の肘を攻めると効果的。裏技は先ず転換。特に両手取り転換は皆が苦手とするので繰り返し稽古が必要。


横面打ち。初心者には取・受どちらも同じ動作で点対象になるように右手で横面を打ち、左手で相手の打ち込みを受けるように教えている。有段者の稽古として次のステップを考える。受右打ち込みに対して、取右手は一挙運動の要領で受顔面に当身。取左手は受右肘に載るように制する。体が入れ替わって取右手が受右手首を持っているように。これが基本形。繰り返し稽古を要する。


この基本形から小手返し、入身投。入身投では両手で受の打ち込む手を払い受が背中を向けるように仕向け、入身する。


稽古後 臨時で那須塩原合気道連盟の理事会を開き、規約の改正を承認した。

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