蔓延防止措置解除後 最初の稽古。
小学生の参加は久しぶりなので、体を慣らすところから開始した。
まず、準備体操、基本稽古の一教運動、四方斬り、単独動作の転換を実施。
続いて、基本動作として、前受け身、後ろ受け身、相対動作の転換を実施し、身体を稽古に意識が向いた状態に整えていく。
前受け身、後ろ受け身は、稽古の間隔があいたことで体軸が傾き、進行方向が斜めになりやすくなっていた。勢いをつけようと手を着く位置が回り込む挙動が見られたので、畳の線に沿って手を下ろしていくこと、右肩→左腰、左肩→右腰の線をつけていくようアドバイスした。
転換については、頭から突っ込む挙動が見られた。腰の上にしっかりと上体を立て、軸を意識して回るようアドバイス。
続いて、正面一教、片手取り四方投げを稽古。
いずれも手先で技を行ずるのでなく、体をしっかり動かすようアドバイス。
午前の部後半は、大人の昇給審査向けの稽古として、肩取り一教、相半身横面打ち四方投げについて稽古。
肩取り一教はしっかり外に捌いてから一教に入っていくことを意識。この時、受けの手を上げる動作と相手に攻めていく動作を同時に行うと、取り-受けの間に緊張が生じ、技が引っ掛かりやすい。手を上げる動作をしっかり行って崩しを入れたのち、体を進めて相手に攻めていく動作を行うようアドバイス。
相半身横面打ち四方投げについてはこれまでの稽古と同様、取りと受けが点対称の捌きとなること、取り-受けの間合いを肚の前で受けの手首を取れる位置とするようアドバイス。
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