「肘を緩めて、腰を前に進める、高い位置で持たせる」動きの研究稽古とした。
脚を肩幅に開き、背筋を伸ばして、骨盤を前傾させて、膝を緩める。前から手を押し込んでもらい姿勢を維持する(大谷先生の教える腰の鍛錬方法)。
この腰の高さ・傾きを維持して自在に歩けるか。転換、転身、正面打ができるか。
座技呼吸法でも腰を前傾させて、肘は体幹につけて構える。今回は持たせる瞬間に取の腹が前に少し出て、高い位置で持たせにゆく。
両手取呼吸投を以下の順で組み上げてゆく。
1 上記の座技呼吸法と同じ動作を立位で行う。
2 受取の間を開けて、ゆっくり取りに来てもらい同じように合わせる。
3 後脚の手は持たせたら肘を体幹につけて肘の力を抜いたまま。受に腹を合わせるように後脚を踏み込むと、手先が上がって受の頸に向く。後脚の手は脱力して帯元へ。
両手取から小手返し・入身投。「自ら進んで高い位置で持たせる」を意識して転身して受の持ち手を二重に切る。
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