12月3日(土)稽古日誌

今日は冬季合気道錬成大会です。

 一教・入り身投げについて深堀を行いました。

 交差取り一教  

・方法1 手を掴まれる瞬間その手を立てて掴ませ受けを崩して技に入る。 自分の姿勢を安定させて掴ませるのが大事です。  

・方法2 手を掴まれるたらその手を接線方向に大きく回して受けを崩して技に入る。 受との力の壁に沿って回す。崩すときは少し引き込んでくずしてもOK。 力の壁を無理に破ろうとしないで、自分の安定した領域内で崩すことが大切。

 正面打ち一教入身投げ 

(1)入身の方法 

・方法1 受の手刀を手で受けずに足捌き・体捌きだけで入身する。上手にしないと顔が傾き体ぶれてしまう恐れがあります。また受との距離が遠くなってしまうおそれもあります。上級者向け。 

・方法2 受の手刀を片手でガ-ドしながらすり抜けるようにして入身する。

・方法3 受の手刀を片手で受けて、そこを支点にして入身する。初心者向き。入身した時には受けの肩口に手を添えてを自分の方に引き寄せ崩しておくことが大切です。

(2)投げ 

・方法1 受けが向かってこなければ、正面に廻ってそのまま投げる。

・方法2 受けが向かって来たら転換して更に崩してなげる。入身が深く入りすぎたらそのまま後ろに回って、受けを後ろ向きに引き倒す。 投げる手は受の顔に沿って摺り上げる様に上げて行くこと。 顎に引っ掛けて投げないようにする。 今回錬成大会に参加された方々は、本日の経験から得たことを 今後の稽古に生かしていって下さい。 

0コメント

  • 1000 / 1000