2月4日(土)稽古日誌

 本日は昇級審査の後に奉納演武。それぞれが良い緊張感を持って審査、演武に臨んだ。

 残りの時間は腰投の受身稽古とした。片手取から取は転身して後足を受前足の内側に置き、受は呼吸投の要領で前回り受身を取る。今日の稽古では腰に乗せない。飛び受身はしない。

 要点として① 取は受の両足の配置に対して90度の位置に自らの両足を置く。受とは向く方向が90度ズレる。胸を張って腰を落とす。 (別法として、180度の位置に入り、取は自らの腰を受の股に密着させて、受の当初向いていた方向とは反対側に投げ方もあるとのこと。)

 ②受は通常の前回り受身とは異なり、両脚を左右に開いた姿勢から前転して受身を取る。その時に”でんぐり返し”にならないように上体を捻ること、畳につく手と反対の脚を後ろに上げること(取の脚が邪魔で前には挙げられない)が肝要。

 ③取は持たせた手を真横に下ろし、同時に反対の手を真横に挙げて受脚の後ろへの持ち上がりに沿わせる。両手でヤジロベイのような動作で受の前回受身をサポートすることになる。

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