2月25日(土)稽古日誌

 親子での見学者を迎え、一部体験していただきながらの稽古

 正面打からの技を基本から稽古。先ずは正面打の動作について。肘を柔らかく。振りかぶる時に肘は正中面を通す。切り落とすときは帯の高さまで。

 正面打からの一教。受が振りかぶるのに合わせて継足で大きく出てゆき合わせる。合わせた手は受の顔を上から下に真っ直ぐ切るように。受の肘が曲がるので、肩を中心に肘で円を描く。表技は受の両足を一辺とする正三角形の頂点に肘を落とし押さえる。

 正面打から四方投。一教と同様に合わせ、後脚側の手は受の肘を内側から真下に落としつつ転換。四方投に移行する。 別法として、両手をX字に打ち込みに合わせて、横面打四方投げのように捌いて四方投げもあるとのこと。

 正面打からの二教。表技は一教で落としてから親指背側を受の手背に沿わせるように動かし二教に持ち替える。初心者は繰り返しの稽古を要する。その後で肘の押さえを緩めて、二教に持った手を操り受の肘を曲げさせて肘を落として抑える。裏技は打込を前進せずに合わせて、後脚側の手で受の手を持ちつつ転換する。受には打込を振り切らせ、二教に移行する。

 正面打からの小手返し。2種稽古した。①二教裏と同様に前に進み出ずに合わせて打込を打ち下ろさせて小手返しに持つ。転換して肘、肩、背中(実際には背中は合わない)を合わせて受を大きく回し、小手返に。②転換して受の肘を取の腰と肘とで挟み、腰を前に出しつつ肘関節を極めて受を導き小手返に。

 正面打からの隅落。二教裏の要領で合わせて打ち下ろさせる。後脚の手に持ち替えて後斜めに崩し、隅落としへ。 

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