3月25日 （土）稽古日誌

 初心者・有段者を交えて、片手取からの技の稽古とした。

 片手取からの小手返し・入身投。下段（持たせた位置を動かさずに入身して上から切る）、中段（すれ違うように入見して、横から外す）、上段（受の手首を下から押さえて、肘を入れることで持たせた手を受の親指＝上方向に外す）で手解きして小手返し・入身投。

 片手取からの四方投　二つの入り方①持たせた手の位置を動かさずに側面に捌いて表技、同じく持たせ手の位置を動かさず転換して裏技　②押し込んでくる力に合わせるように90度方向に踏み出して表技、引き込んでから転換して裏技。

 片手取から一教二種。①持たせると同時に後足を前足にをそろえながら当身を入れ、受の側面に崩す　②当身を入れずに前足を下げ、受の表方向に引き回しながら崩す。今回は①②ともに持たせた側の掌を上にして受の肘を落とし、崩す際に曲げさせた。他道場では持たせた掌を下向きに引き出して、受けの膝を切るように側面に入り、肘を伸ばさせた上から崩す方法もあるとのこと。

 片手取からの三教。持たせると同時に当身を入れて、持たせた手を振りかぶって転回、持たせた手刀で受の顔面に当身して三教に持ち替える。表裏ともに受の肘を曲げた角度を維持したまま切り落として、肘裏を押さえる。