これまでの稽古内容を引き継ぎ、基本稽古を中心として進める。
この日の参加者は全員有段者であったので、基本稽古も細部まで気を配る形で進めた。
基本稽古としては、
・一教運動:頭を守ることを意識し、しっかり腕を動かす。
・四方切り:足捌きと状態の動きを一致させる
などを実施。
続いて、
・相半身片手取り一教表、裏:前回指摘した“脇を締めて正中線に沿って腕を上下させる”に加え、肘〜指先を軸とした捻りを用いた崩し、呼吸力を使った技の運び、技を行なっている間の間合い、など、力に頼らない技を意識して稽古。
・諸手取り一教表、裏:これらも上記同様。
注意点は取りの方に多くしましたが、受けに対する指摘も、手先ではなく腹でしっかり受ける、手を取る時の意識(雑に掴みに行くのではなく、相手の攻撃を制する丁寧な取り)など、広範囲に及びました。
激しい動きはなかったものの、しっかりと汗ばむ充実した稽古となりました。
0コメント