少数の有段者のみの参加であったので、稽古指導法の研究とした。
腰の鍛錬として、座位の取の肩を立位の受けが押す。取は骨盤を傾けて受の圧迫を受け止めて、受けを横に転がして受け身を取らせる。
→上記の骨盤を傾ける姿勢を念頭に座技呼吸法。受も押し返し力の拮抗(見えない壁)を作る。前に押し込んでも動かないから見えない壁に沿って横に転がす。
→座技正面打一教。受けは後ろ手をついて簡単に伏せないように耐える。取は前に押しても動かないから崩れる方向を探す。
→立技正面打一教。上記同様に受けは後ろ脚を踏ん張り安易に倒れないように。崩れる方向を探す。
半身半立技の指導法の研究。正面打ち一教、正面打ち入り身投げ。膝を立てて受けの手刀に合わせるタイミングに工夫が要。片手取り四方投げ。両手取り四方投げ。いずれも立位の受に完全に持たれてしまってからでは技に入れない。
腰投げ指導法の研究。柔道の袖釣り込み腰、韓国背負投との違いをよく理解させる必要アリ。まずは受け身について教授法を試行錯誤。
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