午後は昇段審査に向けた稽古とした。
個々の技を深めていくよりも、多くの技を切れ目なくこなし、技の研鑽と持久力アップの両面を意識して行う。このため、通常 技毎に相手を替えて稽古をするところを、一連の技(4種類程度)の間は相手を固定し、左右裏表を取り、受けでこなしていく。
最初は正面打ち一教~四教を一連で行った。
基本は一教の崩しとし、崩したところで手を持ち替えて二~四教に入っていくこととした。
手首側を抑えている手よりも肘側を抑えている手で相手を崩すことをポイントとする。
続いて横面打ち一教~五教を一連で実施。
捌き方として、①転身からの技、②入り身からの技、それぞれを一続きとして行う。
① 転身からの技は勢いに乗って技が大きくなり、受けを振り回す、取り~受け両者の間合いが遠くなる、などの傾向が見られた。一つ一つの技を丁寧に行い、間と間合いを調整することを助言。
② 入り身からの技は相手の外にしっかり入り身すること、どのような位置で手刀を納めるか、という点を意識。
続いて、横面打ち入り身投げ、四方投げ、小手返しを一連で実施。捌き方は上記同様。
今回は技を一纏めとして連続して稽古することで密度を高めた稽古とすることができた。
参加メンバーを考慮しながら、より密度の高い稽古ができるよう工夫していきたい。
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