2/26(土) 午後 稽古日誌

午前中の参加者に初心者、有段者が加わって稽古を実施。

準備体操、基本稽古の一教運動、四方斬り、単独動作の転換で身体を慣らす。

その後、初心者と有段者でグループを分け、昇段審査向けの稽古を実施。


まずは午前の稽古の復習から開始。

相対動作の転換、隅落とし、一教~四教を左右、裏表を一連として連続で取り、受けを行う。技に慣れることと、審査の際に自分の間と間合いで技ができるか、連続して技を行う中で集中力を持続し考えながら(感じながら)技を行ずることができるか、というところも意識する。連続して技を行っていると、どうしても間がつまりテンポが速くなってしまう。そのような状態となると、技が大きく荒くなり、取りと受けの間合いが遠い状態で力に頼った技になりやすい。今後の稽古の中で間と間合いのキープを課題としていく。


午前の技に続き、立技 逆半身片手取りの技として、入り身投げ、小手返し、四方投げを行っていく。


入り身投げ、小手返しは、受けに手首を取られたときの捌きに着目する。上段、中段、下段、それぞれ異なる捌きであり、明確な差異が示せるようにアドバイス。特に、上段、中段は捌きに入る際の高低差などで違いをしっかり示すことを意識する。


四方投げについては、技のポイントとなる所作に着目する。表については、手を取られたところでの軸線を外す捌き、裏については、転換したところでの捌きである。ここの部分が決まると技全体が締まり、また技の効きにも影響する。今後の稽古の中で定着を図っていく。


当初、相半身 片手取りについても稽古する予定であったが、稽古終わりの時間となったので、簡単に捌きを紹介して終了。次回以降の稽古で内容を充実させていく。

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