準備体操、基本稽古の一教運動、四方斬り、単独動作の転換を実施。
次に、四股、四股からの鍛錬動作などを実施し、股関節を解すことを意識する。
また、先に実施の歩く動作について復習。摺り足、母指丘を畳に接したまま歩むことを意識。
続いて、昇段審査に向けた稽古を実施。
内容としては、肩取り:一~四教、肩取り正面打ち:一~四教、後ろ両手取り:一~四教、小手返し、四方投げ、入り身投げなど。
肩取り:一~四教
昇級審査と同じく肩取り一教はしっかり外に捌いてから一教に入っていくことを意識。この時、受けの手を上げる動作と相手に攻めていく動作を同時に行うと、取り-受けの間に緊張が生じ、技が引っ掛かりやすい。手を上げる動作をしっかり行って崩しを入れたのち、体を進めて相手に攻めていく動作を行うようアドバイス。
二~四教は一教で崩したところから手を持ち替えてそれぞれの技に入っていく。
肩取り正面打ち:一~四教
入り身では入る場合、転換から入る場合、それぞれについてポイントを置く。
入り身では入る場合、正面打ち一教と同じく取りが正面を打つ際、脇が開かないよう注意。
転換から入る場合は、取りが勝手に動くと受けとの繋がりが切れるので、受けの正面打ちを受けてその圧を転換の流れに取り込むことを意識。
二~四教は肩取りと同様の点に注意。
後ろ両手取りは久しぶりに行うこともあり、所作に戸惑いが見られた。
基本は、受けが取りの背後に回り込んだところで、取りが一歩踏み込んで受けを前方に吊り出し、受けの脇に抜けるところにある。この動作はどの技も共通であり、反復練習で理合いを理解することを推奨した。
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