審査前に審査対象の技をチェックした後、一般の部 4級、5級 各1名の審査を実施。
審査は特に指摘を受けることなく終了。
その後、春風会を離れる指導者による最後の稽古を実施。
段外~有段者までを含むため、一人一人体術の組手を行う。
技としては、正面打ち一教、正面打ち入り身投げ、逆半身片手取り四方投げの3つ。
正面打ち一教は基本通り正面で手刀を受ける方法と、手刀が手会うところで取りが引き込む方法の二つについて実施。脱力により柔らかく正面打ちを受け、引き込んだ後に波を返すように技をかけていく。
正面打ち入り身投げについては、基本通り受けの背後に入り身する方法と、受けの正面から崩す方法の二つを実施。背後に入り身する方法は取りが受けに重なるような位置に入り身した後、密着した状態で受けを崩していくよう心がける。ポイントとしては、受けを振り回すのではなく、取りの重みを適切に受けに伝えるところを重視した。正面から崩す方法も脱力して取りが受けに密着するところまでは同様。取りの重心を受けよりも低く保つこと、入り身した側の腕で相手を押し込むのではなく、正面打ちを受けた腕も含めた胸の開きで技を効かせ、相手を崩していくことを意識。
逆半身片手取り四方投げは、漫然と流れの中で技を行うと、技のベクトルが曖昧になり、ストレスを生じやすい。受けに取りの手が取られたところでしっかりとポイントを作り、引っかかりのない位置で技を行ずることを意識。
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