12月19日(月) 稽古日誌

 寒の中、少人数の有段者のみで稽古。初心者へ技の中での「繋がり」を伝授する方法について試行錯誤した。

 座技呼吸法の姿勢で向かい合い、掌を合わせて力の均衡「壁」を作り、壁に沿って受けの手を導く。

 立位で片手取、交差取、両手取、諸手取。受は肘の伸展ではなく、腰を前に進めて押し込む。取もしっかり腰で力を受け止め、力の均衡「壁」を意識したうえで、転身・転換する。受は足を止めずに腰で進もうとする。取は拮抗する力を加減して呼吸投げに移行する。 連続した動作の稽古として、両手取からは左右に引きつつ、腰で押し込む(受)-腰で受ける(取)稽古も有効か。

 正面打、横面打でも打ち込みに続けて、さらに腰を前に進めることが肝要か。 後両手取から小手返し、四方投に入る際のように、後手について掌を上に向けて持たせてから、掌を返して帯前で受に重みをかけられるか。

 入身投の「繋がり」をどう作るか?崩れながら歩む受の顔に下から取の前腕が載るときに、受も手で取の肘あたりに合わせつつ、腰を前に進めてゆく動作ではどうか。

 最後にあまりにも寒いので、両手取りからの自由技。 

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